■2021年2月16日

大阪市立放出小学校

講師:岩波輝(海外ビジネス部)、村上嘉章(広報部) 小学5年生 82人
今回は、広報部でテレビ制作、特にドラマ制作の経験が長い村上嘉章と、現在は海外ビジネス部でMBSの番組を海外に販売し、報道局の経験も長い海外ビジネス部の岩波輝が講師を務めました。

2クラス82人の児童たちに「ニュースができるまで」、「テレビドラマはどうやって作られるのか」の2つのテーマについて話をしました。


「ニュースができるまで」では、あらゆる情報に触れる機会が増えた今、私たちが報道機関として「正しい情報」を伝えるために何をしているのか、どのような人たちが関わっているかを説明しました。
大阪府警担当記者の仕事ぶりを追いかけたVTRを使って、取材、撮影、編集、放送の様子を見てもらい、ニュースに携わるそれぞれの役割の担当者の話を聞いてもらいました。

その後はアナウンサー体験。画面に映し出されたアナウンサーさながらの自分を横目に、映像に合わせてニュース原稿を読んでもらいました。


児童たちは原稿を読むのを練習してきてくれていたようで、ほぼノーミスの上、カメラ目線を意識しながら読んでくれる上級者もいました。

1時間目の時間内には質問全てに答えられなかったためか、休み時間に押し寄せるように次々と児童たちが質問に来てくれ、テレビやニュースに興味を持っていてくれていることをとても嬉しく感じました。


2時間目は「テレビドラマはどうやって作られるのか」という内容で講義しました。
実際に放送された村上自身が企画した2時間サスペンスドラマ「鉄道警察官捜査ファイル」の制作の舞台裏を紹介するVTRを見てもらい、スタッフの人数や制作期間の話をしました。その際に使われていた台本も披露しながら、初稿から何回も修正を繰り返して最終的な役者さんの台詞となっていくという話などをしました。

講義後、マンガが原作のドラマは、どうやって成立しているのかその過程を知りたい、など大学生のような専門的な質問が出て、大変驚きました。
また、「ちちんぷいぷい」はどうして終わるのか?という質問をしてくれる児童もいて、生活に根差した番組だったんだと再認識しました。


普段、何気なく見ている4チャンネルも実際に中で働いている私たちの話を聞いて、今後少しでも親近感を持って見てくれる事を願っています。