番組制作発注取引に関する指針

2007年12月6日

株式会社毎日放送(以下「当社」といいます)は、放送の公共的使命と社会的責任を深く認識し、民主主義の精神に則って言論および表現の自由を守り、文化の発展、公共の福祉、産業経済の繁栄に寄与して地域社会の期待と信頼にこたえなければならないと考えます。

当社では、この目的の達成に向けて、番組制作発注取引においても、外部の制作会社は放送文化を担う緊密な立場のパートナーであることを常に念頭におき、相互協力関係を維持発展させるとともに、公正性・透明性が確保された取引を積極的に推進することが重要だと認識しています。

そこで当社では放送事業の公共性を考慮し、番組制作を発注する取引や番組制作に関わる業務を発注する取引等に先立って、制作会社との間で、法令や「毎日放送 放送基準」の遵守、個人情報の取扱いなどを定めたコンプライアンス契約を締結します。番組制作に関わる全ての発注に際しては、このコンプライアンス契約の遵守が前提となります。

また、実際に番組制作等を発注する段階においては、発注内容を可能な限り明確化するよう努めるほか、事前に充分に協議し、合意内容に対する認識の相違を避けるために、原則として合意内容をすみやかに書面化することとします。