95回の記念大会を迎えた、選抜高等学校野球大会(3月18日~31日、雨天順延)の組み合わせ抽選会が3月10日に行われ、晴れの出場36校の対戦相手がそれぞれ決まりました。

 4年ぶりに、実際に出場校のキャプテン全員が集合して行われた抽選会。緊張感の中にも、対戦相手が決まると、期待とともに、闘志をみなぎらせる各校の主将の姿がありました。

 今回は、記念大会ということもあり、通常より4校多い36校が出場。1回戦4試合が行われた後、2回戦に突入。順調にいけば、大会7日目の24日(金)に全校が出そろいます。

 【第1日(3月18日)】
 開会式直後の第1試合は、宮城の東北高校と秋の関東大会の覇者・山梨学院の実力校同士が激突。

 東北(宮城) 対 山梨学院(山梨)
 北陸(福井) 対 高知(高知)
 大垣日大(岐阜) 対 沖縄尚学(沖縄)

 
 【第2日(3月19日)】
 第2試合から2回戦に突入。秋の四国大会王者・英明は、選抜大会過去4度決勝進出の強豪・智辯和歌山と対戦します。

 東邦(愛知) 対 鳥取城北(鳥取)
 大分商(大分) 対 作新学院(栃木)
 英明(香川) 対 智辯和歌山(和歌山)


 【第3日(3月20日)】
 注目校が目白押し。地元・兵庫の社は、長崎・海星と。大会連覇を狙う大阪桐蔭は、過去数々の名勝負を演じてきた敦賀気比と対戦します。

 海星(長崎) 対 社(兵庫)
 二松学舎大付(東京) 対 広陵(広島)
 敦賀気比(福井) 対 大阪桐蔭(大阪)


 【第4日(3月21日)】
 龍谷大平安は、長崎日大と対戦。第3試合は、昨夏の選手権大会で初めて東北に優勝旗を持ち帰った仙台育英と、激戦区神奈川の慶応が激突する屈指の好カードです。

 能代松陽(秋田) 対 石橋(栃木)
 龍谷大平安(京都) 対 長崎日大(長崎)
 仙台育英(宮城) 対 慶応(神奈川)


 【第5日(3月22日)】
 彦根総合は、山口・光との初出場校同士の対戦。21世枠で出場する徳島・城東は、東京の東海大菅生に挑みます。

 光(山口) 対 彦根総合(滋賀)
 常葉大菊川(静岡) 対 専大松戸(千葉)
 城東(徳島) 対 東海大菅生(東京)


 【第6日(3月23日)】
 近畿大会準優勝の報徳学園は、健大高崎との走力が持ち味のチーム同士の対戦。履正社は、北陸と高知の勝者と対戦します。

 健大高崎(群馬) 対 報徳学園(兵庫)
 氷見(富山) 対 東北と山梨学院の勝者
 北陸と高知の勝者 対 履正社(大阪)


 【第7日】
 クラーク記念国際(北海道) 対 大垣日大と沖縄尚学の勝者
 東邦と鳥取城北の勝者 対 高松商(香川)

 7日目の高松商を最後に、すべての出場校が登場。開会式ではその高松商、横井亮太主将が選手宣誓することになりました。

 横井主将は「野球で、いろんな方々を勇気づけられるような宣誓をしたい」と誓いました。3月18日、熱戦の火ぶたが切られます。