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芦屋市でゴミが出せない…水銀検出でゴミ処理場2週間以上稼働できず

更新:2019/09/11 17:18

 兵庫県芦屋市でゴミ処理施設の排出ガスから基準値を超える濃度の水銀が検出され、2週間以上も焼却炉が運転を停止、ゴミが出せない事態になっています。

 「芦屋市のゴミ処理施設です。ゴミが山のように積み上げられています。」(記者リポート)

 芦屋市環境処理センターのゴミ処理施設では今年6月、ゴミの焼却時に発生する排出ガスから法で定められる基準値の4倍にあたる200マイクログラムの濃度の水銀が検出されため8月27日、ゴミの焼却を取りやめました。センターは市で唯一のゴミ処理施設で1日に90トン近くゴミが集まるため、2週間経った今では1000トン以上ものゴミが処理されないままとなっています。こうした状況に市は苦肉の策に打って出ました。

 「市民の方にはこういう状況なので、不要不急なゴミはできたら控えていただきたい。」(芦屋市環境施設課 薮田循一課長)

 生ゴミ以外は極力ゴミ出ししないように市民に呼び掛けたのです。芦屋市民は…

 「私も紙のゴミをなるべく退けたりとかエコバッグをずっと持っている。もっと気をつけとかないとあかんかなと思っていた。」
 「カンとかビンとか分けてずっと溜めています。ゴミが溜まってきてゴミの集配が止まったら怖いですから。」

 芦屋市では国の法改正にあわせて2年前、水銀を含むボタン電池や蛍光灯などを捨てる際はセンターに直接持ち込むか別の指定日に分けて出すなど運用を改めていました。

 「我々の方も周知が足りていなかったのかな、という思いもありまして、もっともっと今まで以上に啓発を進めていこうと思います。」(薮田循一課長)

 市は活性炭で水銀を除去する対策をとって、9月13日にはセンターを再稼働させたいとしています。


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